システムキッチンとは何か?
システムキッチンの選び方
1.レイアウトを決める
スペースやライフスタイルに合わせてお選びください。
I型壁付
キッチンを壁に付けて設置するレイアウト。
シンクと調理機器が壁に向かって横に並ぶベーシックなタイプ。
I型造作壁対面
I型壁付型のキッチンと造作壁を組み合わせた対面キッチン。
天井側にも壁を作れば、吊戸棚も設置可能です。
L型
シンクと調理機器とをコーナーを挟んでL字型置くレイアウト。
短くスムーズな動線で作業効率も上がります。
フラット対面型オープン
カウンターに段差がないレイアウト。
ワークトップ・シンクまわりがオープンになり、リビングまで開放的な一体感があるプラン。
キッチン背面も化粧仕上げとなります。吊戸棚は設置しません。
レンジフードはシロッコタイプで側面に取り付けるタイプが基本です。(コンロ側面には壁が必要です)
※メーカーによっては「ペニンシュラ型」と呼ばれる場合もございます。
アイランド型
キッチンの四方をオープンにしたレイアウト。独立して設置できるためリビングとの一体感があり、周囲を回遊できる動線の良さがポイントです。周囲に壁がないのでキッチンパネルは不要です。レンジフードは天井から吊り下げるシロッコタイプが基本です。
セパレート型
コンロカウンターを壁面に、シンクカウンターを対面式に分けたレイアウトで、限られたスペースでも対面式で設置できます。
2.間口を決める
間口とはキッチンのサイズ(カウンター後ろ部分の幅)を指します。
※L型キッチンの場合はキッチンのワークトップのシンク側とコンロ側のそれぞれの壁に接する側のサイズ(幅)になります。
システムキッチンの間口(サイズ)からお客様に合うタイプをお選びください。
カウンターの奥行はシステムキッチンの場合、65cmが基本ですが、60cmを選べる商品もあります。
3.フロアキャビネットを決める
キャビネット
フロアキャビネット、シンク、コンロ下の収納部分です。ベースキャビネット、下台、下部収納とも呼びます。
大きく分けて、価格の安い開き扉タイプ、奥の物も出し入れしやすい引き出しタイプがあります。
引き出しタイプにはサイレントレール、ソフトクローズ、ソフトモーションレール、ショックアブソーバーなどと呼ばれる、引き出しが静かに閉まる仕様のオプションもあります。
扉カラー
木目調や光沢などシリーズによって全体の価格が変わります。
一般的にはつや無しの方が安価なシリーズとなります。
ご予算やご希望に合わせご選択ください。
4.吊戸棚を決める
吊戸棚
吊戸棚、キッチン上部の収納棚です。ウォールキャビネット、上置きなどとも呼びます。一般的な高さは70cm位ですが高さの低い、ショートキャビネット、手動昇降式や電動昇降式などもあります。
耐震ラッチ、開放防止部品、アッパーロック、キャッチ機構などと呼ばれる地震の揺れで扉をロックするオプションもあります。
5.カウンター・シンクを決める
カウンター・シンク
傷に強いステンレス製と、熱に強く、シックで風合いのある大理石調の人工大理石製とお選び頂けます。価格は人工大理石製の方が高価です。
ラクな姿勢でお使い頂けるようカウンターの高さも選択可能です。
作業しやすいカウンター高さの目安
左の図のように、お使いになる方の身長÷2+5cmが作業しやすいカウンターの目安となります。鍋を振るような作業には高め、包丁を使う作業には低めがおすすめです。
6.水栓金具・コンロ・フードなどの機器類を決める
多彩な機能やデザインから水回りやコンロの機器を決めましょう。
水栓
水栓、蛇口などとも呼びます。
ホースが伸びてお掃除がラクなシャワーホース付や浄水器を内蔵したタイプなど、ライフスタイルに合わせてお選びください。
冬期に室内で凍結の恐れがある地域では、寒冷地仕様(水抜できる)水栓を使います。
浄水器
メインの水栓に浄水器機能を内蔵したもの、メインの水栓とは別に浄水器専用の水栓を付ける(ビルトイン浄水器専用水栓)、アルカリイオン整水器などもがあります。
調理機器
ガスコンロ、IHヒーターよりお選びください。 ガスコンロは価格が安く、耐久性が高いホーロートップ、丈夫でお手入れがしやすいガラストップなど多数ご用意しております。
レンジフード
サイズや機能で様々なタイプがあります。
●プロペラファン
扇風機のようなファンの形状で吸い込む量は多いが外気の風圧に影響されやすい。戸建て住宅向き。
●シロッコファン
複数の小さな羽が円周方向に配列された形状で、静圧が高く集合住宅やダクトを使用して排気をする場合に使用します。
シロッコファンには、お掃除のしやすいフィルターレスタイプ、
サイドタイプ、同時給排気タイプ
梁などに対応できる、高さが低い平型タイプなどもあります。
※ デザインやお掃除のしやすいものなど様々なタイプでお選び頂けます。
食器洗い乾燥機
卓上型と異なり、カウンターの下にビルトインでスッキリ取り付けるタイプです。
7.キッチンパネルを決める
キッチンパネル
キッチンの周りの壁に貼る、不燃材の大判パネル仕上げ材です。
タイルよりも目地が少なく、掃除がしやすいパネルです。
8.カップボード(食器棚)を決める
カップボード
システムキッチンの周辺に設置する、収納部分です。
炊飯器やポットを収納する家電収納、食器を収納する食器棚などの組み合わせでシステムキッチン本体の扉と同じカラーでトータルコーディネートができます。
9.工事について
納品のみの場合
納品のみの場合は、商品をお届けするまでです。
トラックから荷物の受け取りが必要です。ご自身で工事を手配する必要がございます。
メーカー標準組立のみの場合
メーカー標準組立のみ(関連工事別途)の場合は、こちらで手配する工事店が荷物を受け取り、組立設置までを行います。
各キャビネットの調整固定、カウンターの取付、扉調整などが含まれます。
リフォーム工事一式の場合
リフォーム工事一式の場合は、入替工事に必要な水道、電気、ガス、大工工事などを弊社にご依頼頂く場合です。
さあ、お気に入りの商品を探してみましょう!